最短で終わらせたい！歯医者通信を短くするには？

あるデータによれば、成人男性の約80パーセントが歯周病に罹っています。口腔内にある細菌が活性化することによって、歯茎や歯の骨を溶かす病気です。健康な歯の人だと歯茎はピンク色ですが、歯周病の状態だと黒ずみがあります。たとえ日頃から歯ブラシやデンタルフロスを使用して口腔内の衛生環境を整えていても、プラークという歯に付着した細菌の塊は、汚れの蓄積によって残ります。ちなみに4ミリ以上で軽度歯周病の状態です。毎日口腔内のケアをしても、3か月経過すれば4ミリのプラークが歯に付く人が多いようです。

口腔内に虫歯の原因菌であるミュータンス菌が活性化することで、虫歯の症状が出ます。特に糖質を好んで摂取をして、プラーク形成をします。ミュータンス菌が更に増殖をすれば酸を作り出し、エナメル質や象牙質と言った歯質からカルシウムやリンを溶かし、歯に穴を開けてしまいます。この状態が虫歯で、一度穴が開くと元通りになりません。通常の歯科治療であれば、プラークや歯石を除去して、患部に詰め物を入れることによって虫歯治療をします。症状が重くなれば、根管治療や神経を抜髄処置が必要です。

ちなみに歯の状態に問題が無ければメンテナンスレベルの通院で良し。軽度の症状であれば、複数回の通院治療で済むでしょう。しかし、重度になれば1年以上の時間を要するケースも。このサイトでは、各状態に合わせた歯医者が行う治療の流れと、通院をできるだけ短く済ませるためのポイントを紹介します。上手に活用して、歯の健康増進を図りましょう。